2025年11月20日、中国政府は日本産水産物の輸入を事実上停止する措置を発表しました。これは福島第一原発の処理水の海洋放出に伴う輸入停止が続いていた中、今月北海道や青森からの出荷が再開された矢先の出来事であり、台湾問題をめぐる日本政府の動きに対する対抗措置と見られています。中国側は日本の措置が「人民の感情を傷つけた」と非難し、日中韓閣僚会合の延期も発表されるなど、広範囲に影響が及んでいます。一方、日本政府は技術的なやり取りを継続し、輸入再開に向けた対話を模索しています。経済面のみならず政治的な緊張も高まっている状況です。
- 記事提供
- Nippon TV NEWS
- 公開日
- 2025-11-20